令和5年 名古屋市の食中毒発生状況
発生件数 19件 患者数 294人 死者数 0人
◆原因物質別
令和5年原因物質別食中毒発生状況 | ||
原因物質 | 発生件数(件) | 患者数(人) |
カンピロバクター・ジェジュニ/コリ | 6 | 34 |
ノロウイルス | 5 | 205 |
アニサキス | 3 | 3 |
ぶどう球菌 | 2 | 13 |
サルモネラ属菌 | 1 | 18 |
ウェルシュ菌 | 1 | 17 |
腸管出血性大腸菌 | 1 | 4 |
計 | 19 | 294 |
アニサキスによる食中毒
アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生で食べることで、 アニサキス幼虫が胃壁
アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生し、長さ2〜3cm、幅は0.5〜1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見え、魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することが知られています。
◆
新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除いてください。
◆ 魚の内臓を生で提供しないでください。
◆ 目視で確認して、アニサキス幼虫を除去してください。
◆ 加熱してください。(70℃以上、または60℃なら1分)
※ 一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。(※しめ鯖、酢サバにも注意!)
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